自己紹介がポイント

何らかの都合で仕事をいったんやめた後転職することを、採用する側の立場から見ると中途採用といいます。中途採用者は以前に社会経験のある場合がほとんどのため、会社が採用した後に行う新人教育も、基本的な教育を省くことができるという利点から新卒よりも中途採用者を採用することが多いです。また、前の仕事と同じ業種の場合は業界内部のことも知っている場合が多いので、採用後即戦力として期待されることも多いです。特に看護師などは、現在人手不足が深刻化しているので復職や転職で重宝されます。
そんな中途採用者の面接では、新卒者の面接とは異なる点があります。それは職歴です。
また、新卒と違い社会経験もあるので自己紹介は特に注目されます。その人がどういう仕事が得意で、どうしてこの会社に勤めたいと思ったのかが自己紹介で分かるからです。面接の際、自己紹介を質問された場合は次のことをしっかりと言えるようにしておくと良いでしょう。
・自分の名前
もちろん、ただ名前を言うだけではいけません。きちんと「私は○○と申します」と丁寧な言葉で話します。
・簡単な職歴
どんな職場でどんな仕事をしてきたかを簡潔に。詳細は履歴書に書いておくと良いでしょう。
・仕事をしていたとき力を入れていたことと業績
前の職場でどんなことを得意としてきたのかが分かります。ただし自慢げに話してはいけません。
・前の仕事をしていて培ってきたスキルやノウハウなど
前の職場にいたときに取った資格などがあれば積極的に伝えましょう。
・そのスキルを生かして今後してみたいこと
何の目的もない、チャレンジ精神もないでは転職する上でうまくいきません。新しい職場でどういったことがしてみたいのかを上手に伝えましょう。
いきなり自己紹介といわれて何も話せなくなってしまうようでは、せっかくの面接がもったいなくなってしまうので、このポイントをしっかりと伝えられるように事前にまとめておきましょう。

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